私は白髪をヘアカラーで染めた後、色が落ちてきたときにカラートリートメントを使っています。
そんな話をしていたら聞かれたことがありました。
「カラートリートメントで白髪染まる?」
答えは「ヘアカラーした髪なら染まる」です。
ヘアカラーした髪はカラートリートメントで染まる
ヘアカラー以外だとブリーチした髪でも、カラートリートメントでよく染まります。
ヘアカラーなどの薬剤を使うと、キューティクルが開いたり酸とアルカリのバランスが崩れたりするので、そうなるとカラートリートメントの色が入りやすくなるのです。
雑な言い方をしてしまうと「傷んだ髪はカラートリートメントで染まる」ということです。
そして何もしていない白髪は健康なので、カラートリートメントではあまり色はつきません。
髪が傷まないようにしたいからカラートリートメントを検討していた人にとっては残念なことですが
逆に言えば、薬剤ですでに傷んでいる髪をそれ以上傷ませないためには、カラートリートメントは最適ということになります。
それを利用して、私はヘアカラーとカラートリートメントの併用で白髪を染めています。
- ヘアカラーで染める。しかたないけど髪が傷む。
- ヘアカラーの色が落ちてきたらカラートリートメント。髪が傷んでいるので色がすぐに入る。
- カラートリートメントを週に1~2回くり返すことで、髪を傷めずに髪色をキープできる。
- 新しく伸びてきた部分の髪はカラートリートメントで染まらないので、髪が伸びてきたらまたヘアカラーで染める。
この1~4までを6週間くらいのサイクルで繰り返します。ヘアカラーをするのは約6週間に一度です。
カラートリートメントでリタッチしている間は髪へのダメージがほとんどないので、ヘアカラーだけをくり返すよりも染める回数が減り、その分ダメージを軽減することができます。
ヘアカラー+カラートリートメントで染めるメリット・デメリット
◎ヘアカラーや白髪染めだけを使用するときよりも、染める頻度が減らせる
◎カラートリートメントで染めるときのように、徐々に染まるのを待たなくてもよい
×ヘアカラーの薬剤で髪が傷む
おすすめカラートリートメント
私が普段使っていておすすめしたいのは「アンナドンナ エブリ カラートリートメント」です。
ヘアカラーした髪だと、1回の使用でも違いがよく分かるくらい染まります。
すでにヘアカラーやブリーチ、明るめの白髪染めなど、アルカリカラーをしてしまった髪におすすめです。
このトリートメントは白髪用ではありませんが、白髪も少しずつ染まると商品説明には書いてあります。
ただ、いつも使っている実感としては、新しく伸びてきた白髪部分はほんのり色づいたかも…という程度です。
ヘアカラーなどをしていない健康な髪をアンナドンナで染めたい場合は、乾いた髪に多めに塗布することでよりしっかり染まるそうで、この方法は公式サイトに説明があります。まずはヘアカラーなしで試してみたいという方は、こちらを参考にしてみてください。
ヘアカラーなしでカラートリートメントで染めたい場合は?
「傷んだ髪はカラートリートメントでよく染まる」と冒頭で書きましたが、髪が傷むのが嫌だからカラートリートメントで染めたい人もたくさんいると思います。
そんな場合には、白髪専用のカラートリートメントの方がおすすめです。
ヘアカラーはアルカリ性なので髪が傷んでしまいますが、そこを微アルカリにすることで傷みにくくしながらも、健康な白髪でも染まりやすくなります。
最初は3日ほど続けて使用する必要がありますが、他のカラートリートメントに比べると染まりがよく、たった3日で違いが分かるというのはかなり早いと思います。
白髪用カラートリートメントで染めるメリット・デメリット
◎髪表面に浸透、着色するので、髪が傷まない
◎白髪用でないカラートリートメントよりも染まりやすい
×染まりやすいとはいえ、染まるまでに数回の使用が必要
おすすめカラートリートメント
白髪用のカラートリートメントでおすすめなのは「ルプルプ」です。
ヘアカラーとカラートリートメントの両方を用意する必要がなく、これ1本で染められるので手軽です。
カラーバリエーションも5色ありますが、どれも自然なブラウンなので選びやすいです。
先に紹介したアンナドンナはカラーバリエーションが多く、発色が良いことで評判のカラートリートメントなので、髪の黄色味を消したり色味を調整できる反面、色の選び方に注意しないと奇抜な色になってしまいます。
ルプルプの場合はそんな心配はなく、明るめか暗めか、赤みが強いか弱いか、だけで選ぶことができます。
まとめ
カラートリートメントで白髪は染まるのか?という疑問について書いてきました。結論としては
- 一度でもヘアカラーした髪は、カラートリートメントで染まる
- カラーなどをしていない健康な白髪には、カラートリートメントの色は入りにくいので、白髪専用のものがおすすめ
カラートリートメントの色の入り具合は、商品によって異なりますし、その人の髪質によっても変わります。
色落ちについては商品による違いだけでなく、普段使っているシャンプーによっても変わってきます。
カラーした髪をキープしたい場合にはカラー用のシャンプーも効果的なので、シャンプーについての記事も後日作成予定です。
繰り返さないといけない白髪染めにうんざりしている人、すぐに目立ってきてしまう根元の白髪にストレスを感じている人はこちらの記事も読んでみてください。